電子書籍

多様な発信方法の1つとしてKCICが取り組んだ電子書籍。"アーティストとの共同制作"、"地域×アートのかけ合わせ"、"年間の活動報告" などを発行しました。

2016.02.25

【公開中】「断片の脈動~現代に息づく伝統・民俗芸能」 手塚夏子著

KCIC BOOKS 地域×アートシリーズ2016

http://bccks.jp/bcck/143066

 

独自に日本・アジアの民俗芸能の調査を続けるダンサー・振付家の手塚夏子氏を招聘し、鹿児島市内に残る多彩な伝統・民俗芸能の奉納や練習風景の見学、関係者からの聞き取りを行い、手塚氏と市民と共にいくつかの伝統芸能行事へ出かけて鑑賞・ディスカッションなどを行ってきました。これらを、リサーチ&プロセス型プロジェクトとして展開した取り組みをまとめた電子書籍を発刊致します。

 

natsuko&water(本人より)

手塚夏子プロフィール

ダンサー・振付家

神奈川県横浜市に生まれる。現在、福岡県糸島市在住。
96 年より、マイムからダンスへと移行しつつ、既成のテクニックではないスタイルの試行錯誤をテーマに活動を続ける。01 年より自身の体を観察する『私的解剖実験シリーズ』始動。02 年、私的な実験の小さな成果が「私的解剖実験 -2」に結晶。同作品はトヨタコレオグラフィーアワードファイナリストとして同年 7 月に上演。その後、ニューヨーク、シドニー、ベルリン、ポーランド、ジャカルタなど各地での交流や上演を行う。また、独自の手法でコンテンポラリーダンスに取り組むアーティストと対話をし、彼らの手法について思考し体で試行する「道場破り」や、体をテーマに建築家や鍼灸医など様々な職種の方とのトークをし、観客を巻き込んでの実験を試みる「からだカフェ」など、自主企画も多数。10年より、パートナーの大澤寅雄氏と共に国の枠組みを疑って民俗芸能を観察する試みであるAsia Interactive Researchを始動。11年には、関連するプログラムとして民俗芸能調査クラブを立ち上げ、STスポットと共に継続して取り組んでいる。13年、関東から福岡県へ活動拠点を移行させる。
http://natsukote-info.blogspot.jp/