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2020.12.14

レポート:げいじゅつたいけん!ワークショップ「みんなで箱にんげん!」

11月8日(日)、鹿児島市役所みなと大通り別館1階市民アートギャラリーにて、「げいじゅつたいけん!ワークショップ」が開催されました。

本イベントは、文化振興を通じた元気な地域づくり・人づくりを進めることを目的とした鹿児島市の「文化薫る地域の魅力づくりプラン」の一環として、「文化薫る地域の魅力づくり実行委員会」が企画したもので、新型コロナウイルス感染症流行でイベント等の中止が相次ぐ中でも、市民のみなさんに様々なアート体験を楽しんでもらうため、ソーシャルディスタンスをとりながら、心と心が近づくアート体験(触れずに触れるコミュニケーション)をテーマに今年度中に全8回のワークショップを開催する予定になっています。


第2回目となる11月8日(日)は、「みんなで箱にんげん!」と題して、講師にさめしま ことえさん(美術作家)をお招きし、大きなダンボール箱に入って、みんなで歩いたり、景色を見たり、ゲームをしたり、いつもと違う感覚を味わうワークショップが開催されました。

当日の様子をまとめましたので、ご覧下さい


講師:さめしま ことえさん(美術作家)
小学3年生以上の17名が午前の部と午後の部に分かれて参加しました。

 

参加者は自分専用の箱に入って集合。
箱の女王に扮したさめしまさんと一緒に体操や歩く練習をします。
みなさん徐々に箱を被っての動きに慣れてきました。
お互いに顔が見えない状態で、箱の中の人物を顔写真の中から当てる、人物当てゲームにも挑戦しました。


続いて、外に出てみます。
みなと大通り公園で、室内とは違った雰囲気を感じてみます。
みえる景色、きこえる音、かんじる空気、普段とは違った感覚を箱にんげんになって味わいます。


寝転がる、ベンチに座る、絵を描く…みなさん思い思いに過ごします。


最後はみんなで記念撮影。
参加者のみなさんからは、「見える世界が変わった気がした」、「いつもと違う世界でいろいろなものがみられた」、「最初は窮屈だったが、後から落ち着く感じがしてきた」などの声をいただきました。

マスクを常に着ける生活になり、最初は息苦しさを感じていても、次第にそれが当たり前になり、今ではマスクがないと落ち着かないという方も多いのではないでしょうか。
箱に入ったときの窮屈さ、次第に慣れてきたときの安心感、箱から出たときの解放感、箱にんげんの体験は、今のコロナ禍での生活に通ずる部分があるように思います。

箱にんげんになった参加者は、いつもと違う世界で、さまざまな感覚を味わったようです。