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2018.10.31

レポート「絵はがきを廻る文学と美術の交流〜ギャラリートークと絵はがきワークショップ 8/25」

 鹿児島市立美術館、夏の所蔵品展「漱石×五葉〜絵はがきが繋いだ二つの才能」展。(9月24日まで開催)

今年、生誕150周年となる夏目漱石と、漱石の単行本の装丁を手掛けた鹿児島出身の橋口五葉の自筆絵はがきが展示されました。

この企画展にあわせて、8月25日(金)に親子で気軽に美術と文学の面白さを体感してもらえるギャラリートークとワークショップを開催しました。


ギャラリートークでは、企画展の会場で絵はがきを鑑賞しながら、かごしま近代文学館の吉村弥依子学芸員が漱石と五葉それぞれの生い立ちなどをわかりやすく説明。

 

 

 

 

次に市立美術館の山西健夫副館長が「我が輩は猫である」の初版本などについて解説。初版本はシンプルながらも美しい装丁で、子どもたちだけでなく保護者の方々も熱心に見入っていました。

 

 

その後、地階の市民アトリエに移動し、「暑中見舞いを絵はがきで」というテーマで、絵はがきワークショップを開始。

洋画家の桝本容好先生にアドバイスを受けながら、果物や貝殻、花やセミの抜け殻などを題材に、家族などへのメッセージを添えた絵はがきを完成させました。

 

   

次回は9月18日(月・祝)に一般向けのギャラリートークと絵はがきワークショップを開催します。

 


取材&写真:かごしま文化情報センター(KCIC)