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KCICアートマネジメントラボ2016 想像力を広げる6つの学び場 ドキュメント

かごしま文化情報センター(KCIC)では、来場者からの「アートに関する学びの場が欲しい」という要望に応え、昨年よりレクチャーシリーズ「KCICアートマネジメントラボ」を開講しています。作品をつくるアーティストだけでなく、アート企画を考える人やそれをサポートする人など、幅広い層が参加できるように「アートマネジメント」をテーマにしています。2年目の今年は、7月から12月にかけて6回行いました。

私たちは、アートマネジメントを芸術・文化と現代社会の好ましい関係を探求することで成熟した社会を目指す姿勢だと捉えています。昨年度は、「アートの現場における実践的な技能」について学びました。そして、今年度は、「アートにどのような力があり、現代社会において芸術・文化がどうあるべきか」ということを探求することに主眼を置いて、「◯◯×アート」とテーマを設定しました。◯◯には、スポーツ、観光、企業、建築、防災、政策といった、今後鹿児島に関わってくるキーワード、市民に興味関心の高いキーワードを選び、キーワードごとにゲストをお呼びしました。

今年度のシリーズのサブタイトルは「想像力を広げる6つの学び場」。全6回すべてにおいて、社会とアートの関係性を実践的に模索した事例を知ることができ、参加者がこれからの時代を切り開いていく想像力を得る良い機会になったのではないでしょうか。


会 期:2016年7月〜12月 全6回
参加費:無料
対 象:興味のある方であれば、どなたでも
会 場:市民アートギャラリー(鹿児島市易居町1-2 鹿児島市役所みなと大通り別館1F)
主 催:文化薫る地域の魅力づくり実行委員会、鹿児島市
助 成:一般財団法人地域創造
企画・制作:かごしま文化情報センター(KCIC) アートディビジョン


未来へののりしろづくり

アートマネジメントとは、芸術・文化と現代社会の好ましい関係を探求することであり、成熟した社会を目指す姿勢です。多様性や創造性をもたらし、柔軟な社会をつくる、それは社会にのりしろを作ることではないでしょうか。のりしろは、ものごとの遊びやゆとり、柔軟性を表す言葉です。このレクチャーシリーズでは、アートマネジメントの視点で、未来に向けて、様々な分野を横断し、社会に寛容さをもたらす学びの場としたい。つまりは「未来へののりしろづくり」を目指すのです。


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KCICアートマネジメントラボ2015 アーカイブ

http://www.kcic.jp/art-management-lab-2015/