お知らせ

かごしま文化情報センター(KCIC)からの各種お知らせやプレスリリースをご紹介するページです。

2016.09.12

レポート【わたしたちのうた、わたしたちの踊りをつくるワークショップ 第3回目】

2016年8月11日(木・祝)に、ダンサーの手塚夏子さんをお迎えして行う「わたしたちのうた、わたしたちの踊りをつくるワークショップ」の第3回目を実施しました。8才~60代までの幅広い方にご参加いただき、今回は長年、鹿児島で民謡を研究・指導していらっしゃる、日髙加正山先生をゲスト講師としてお招きして、即興で唄をつくるワークショップを行いました。

 

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まず、最初に日髙先生から民謡の成り立ちや種類、民謡に使われる楽器などについてお話しいただきました。

仕事の唄や祝いの唄、祭の唄など、民謡の種類が実に豊富で、いかに生活に身近なものであるのか、また、船乗りや行商人、僧侶などが伝播にかかわっていたこと、太鼓や尺八、三味線、笛などの種類、特性、製法などに至るまで、なかなか聞くことのできないお話に、皆、興味津々で聞き入っていました。

 

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そのお話しも踏まえ、鹿児島の伝統的な踊りである「おはら節」の節にあわせて、各々唄詞を考えました。

日髙先生によると民謡は「七、七、七、五」や「七、七、七、五、五」といった七文字、五文字を並べたものが基本となっていて、実際、「おはら節」の「花は霧島 煙草は国分 燃えて上がるは オハラハー 桜島」という節も「七、七、七、五、五」で構成されています。

 

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皆、夏にあったことや、日常で感じること、好きなものなどを思い浮かべながら、また、悩みながら、思い思いに唄詞を綴っていきました。

いくつか唄詞ができたところで、日髙先生の三味線にあわせ唄い発表。

 

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唄い方についても日髙先生からアドバイスがあり、はじめは恥ずかしがっていたものの、徐々に声が出るようになりました。

 

最後に、手塚さんより、次回の宿題も出つつ、日髙先生から「おはら節」の振り付けについて簡単な解説をして終わりました。

参加者のみなさんにとっては普段慣れ親しんだ地域の唄について詳しく知る機会となりました。

 

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参加した方からは、「唄を作るのは難しかったが楽しかった」「皆の唄を聞いているとイメージが湧いてきて面白かった」といった感想が聞かれました。

次回は、参加者の皆さんが考えてきた「人と人の間からうたや踊りを立ち上げる方法」を皆で実践してみます。


写真撮影:宮園めぐみ