美術

菅 木志雄 置かれた潜在性
1968年に多摩美術大学を卒業した菅木志雄(1944年 — )は、「もの派」と呼ばれるこの時代の美術動向を代表する作家の一人です。近年、概念的思考と物質を結びつけた70年代的な試みは内外で注目を集め、イタリアの芸術運動アルテポーヴェラと並び、もの派の作品、なかでも、菅の仕事は高い評価を受けています。
本展は物質と身体、空間について菅作品が内包する多くの示唆にとんだ視点を、菅のコンセプトが先鋭的にあらわれた70年代を中心に、インスタレーションや制作ノート、記録映像を通して、提案するものです。
展覧会情報
◯概要
会 期: 開催中 ~3月22日(日)
時 間: 10:00-18:00
※入場は閉館の30分前まで
会 場: 東京都現代美術館
住 所: 〒135-0022 東京都江東区三好4-1-1
料 金: 一般 1,100円(880円)、大学生・65歳以上 800円(640円)
中高生 600円(480円)、小学生以下無料
※( )内は20名様以上の団体料金
※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手
帳・被爆者健康手帳をお持ちの方と、その付添いの方(2名ま
で)は無料
※同時開催の展覧会との共通券もございます
【同時開催】
「未見の星座―つながり/発見のプラクティス」
「ガブリエル・オロスコ展」
開館20周年記念 MOTコレクション特別企画「コレクション・ビカ
ミング」
休 み: 月曜日
主 催: 公益財団法人東京都歴史文化財団、東京都現代美術館
協 力: 朝日酒造株式会社
詳 細: http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/kishiosuga.html
♦掲載画像クレジット
菅木志雄《捨置状況》1972/2013年 Collection: GLENSTONE 撮影:佐藤毅