美術

早春の所蔵品展 特集:島津家伝来のひな人形と薩摩の書画 2018.1.23-2018.3.18
ひな人形には、生まれた子どもが健やかで優しい女性に育つようにとの願いが込められており、大名家では、女性が婚礼をする際に調度と同じように雛道具をそろえて嫁ぎ先に持参する習わしがありました。
当館が所蔵するひな人形と調度品は、島津斉彬の四女・典姫が誕生した際に将来嫁入り道具として持たせるために制作されたもので、江戸時代後期のひな人形としては貴重な作例です。
また、本展では薩摩で活躍した人物たちの書画をあわせて展示します。華やかなひな人形とともに薩摩の歴史にも思いを馳せていただけましたら幸いです。
※その他、鹿児島ゆかりの作家や、印象派以降の西洋美術もご覧いただけます。
◯画像クレジット
内裏雛と調度品
展覧会情報
〇概要
会 期:2018年1月23日(火)~ 3月18日(日)
※ひな人形は3月31日(土)まで展示します。
時 間:9:30~18:00(入館は17:30まで)
会 場:鹿児島市立美術館(施設詳細をみる)
休 み:月曜日(祝日の場合は翌平日)
料 金:一般300円、高大生200円、小中生150円
※小企画展と共通。年間パスポートでもご覧いただけます。
詳 細:早春の所蔵品展 特集:島津家伝来のひな人形と薩摩の書画
お問い合わせ:鹿児島市立美術館 電話099-224-3400
◯かごしまアートナビで施設情報をみる
http://www.kcic.jp/kan/city-museum-of-art