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2016.07.12
第33回 む展 聞こえる造形 × 見える音

第33回 む展 聞こえる造形 × 見える音

「む展」は1982年から武蔵野美術大学卒業生有志によって開催されている展覧会で、今年で33回目を数えます。80代から20代の広い世代が参加する、作品のジャンルや技法、派閥などを超えた自由な展覧会で、県外で活躍中の交友も参加します。
今回は「聞こえる造形✕見える音」をテーマに、特別陳列作家に奄美在住の久保井博彦さんを迎えたほか、柳田合奏団によるリコーダー演奏も是非お楽しみください。

展覧会情報

会 期: 2016年7月12日(火)〜17日(日)
時 間: 9:30〜18:00(最終日は16:30まで)
料 金: 入場無料
会 場: 鹿児島市立美術館
主 催: 第33回む展実行委員会、武蔵野美術大学校友会鹿児島支部・武蔵野美術大学校友会
お問い合わせ: 宮永祥子(TEL 090-3413-4115)
〇参加作家
足立朱麻/石神祐佑/いまきいれやよい/今村敏雄/大寺聡/尾前昭三/樺山恵美子/久保井博彦/児浦純大/小薗優/小林裕子/茂山寛/下村貢/千田拓/竹迫愛子/Tomovsky*/中原照男/中根櫻龜(中根総子)/中村考太郎/永田清富/西田健一/花田理絵子/野イ忝宗男/橋口博幸・由紀/濵田悠介/藤井久一/ますみつ三知子/三坂基文/道岡康良/南博久/宮永祥子/柳瀬祥一/薮下育絵/米盛兼一

特別企画1 特別室陳列作家 久保井博彦

◯コメント

1974年美大を卒業。1年後研究課程修了。2年勤めて奄美へ帰った1978年頃から南の加計呂麻島へ毎年出かけ地元の諸鈍シバヤを取材、スケッチをしてきました。40年近くになりますが、なぜだか妙にひかれて通い続けています。自然の美しさ、巨樹の生命力、脅威に圧倒されます。五感に大地の鼓動が響きます。
浜辺に打ち寄せる波の音が心地よいリズムで耳に入ってきます。1分間に寄せる波の回数は18回ぐらいですが、この18年というのは健康な人の1分間の呼吸と同じです。その18の2倍は36。正常な人の平均体温です。その36の2倍の72は人の1分間の心臓の平均脈拍数です。その2倍、又、2倍とこのように人間の命を支える呼吸、体温、脈拍、血圧、生命誕生日数は波の回数の18が基になっていることだと聞いて、宇宙の神秘に驚かされます。
まさしく寄せる波の音が海底奥深く共鳴して、鼓動となって聞こえてきます。

◯プロフィール
久保井博彦

1947年 奄美市名瀬生まれ
1974年 武蔵野美術大学油画実技専修科卒
1975年 同大研修科修了
以後 個展(奄美、東京、パリ)
グループ凡四人展(東京) 他多数
写実画壇展(東京、上野の森美術館)
県美展、南日美展、奄美市美展、む展、名瀬美協展
奄美との交流展(横浜、沖縄、鹿児島、霧島、フランス)
武蔵野地域フォーラムアート&デザイン鹿児島「奄美からの恵み」
第24回む展奄美巡回展実行委員
現在 写実画壇会員、日本美術科連盟会員、県美術協会委員、武蔵野美術大学交友会鹿児島支部会員名瀬美術協会会長


特別企画2 リコーダー演奏:柳田合奏団 企画:花田理恵子

◯コメント

たとえば、絵画を前に「街のざわめきが聞こえる」と感じるように、演奏される音楽に対して「色彩感あふれる音」と評されることがあります。目に見えないはずの音楽にも「音の色」が存在し、聞く人の心には「見えている」のです。彫刻、絵画、文学、建築、音楽などあらゆる芸術領域は共に存在し、磨かれてきました。その歴史を踏まえ、美術館での演奏会を企画することとなりました。

 

日 時: 2016年7月6日(土)15:00~(30分)程 1F中央階段前

演奏予定曲目(約30分)
chaconne des Africans アフリカのシャコンヌ/J.P.Lully
Andantino from “The Water Music”「水上の音楽」よりアンダンティーノ/G.P.Handel
Buβ und Reu「マタイ受難曲」より贖罪と懺悔は/J.S.Bach

 

◯かごしまアートナビで施設情報をみる

http://www.kcic.jp/kan/city-museum-of-art

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