美術

あいだの島のはなし(文化庁メディア芸術祭 鹿児島展「境界のあいだ」)
国民文化祭かごしま2015の一環で行われる「文化庁メディア芸術祭鹿児島展『境界のあいだ』」。そのプレイベントのひとつ、下道基行さんによるワークショップの報告展を行います。2013 年、あいちトリエンナーレで発表した「14 歳の世界と境」のコンセプ トを基に、同展のテーマに合わせたワークショップを2015年9月、与論島で実施しました。鹿児島県最南端である与論島に住む方々に身の回りの「世界」や「境界線」についての物語を聞きとり、その文章を収集した下道さん。どのような言葉や風景と出会ったのか−、ぜひご覧ください。
展覧会情報
◯概要
会 期: 2015年10月28日(水)~11月14日(土) ※文化庁メディア芸術祭鹿児島展「境界のあいだ」は15日(日)まで行います。
時 間: 10:00〜18:00
会 場: かごしま文化情報センター(KCIC)
休 み: 水・日曜日
主 催: 文化庁
共 催: 第30回国民文化祭鹿児島展実行委員会
企画協力: かごしま文化情報センター(KCIC)
詳 細: http://mediaarts-kagoshima.com/
◯作家プロフィール
下道基行
1978年岡山生まれ。2001年武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業。日本国内の戦争の遺構の現状を調査する「戦争のかたち」、祖父の遺した絵画と記憶を追う「日曜画家」、日本の国境の外側に残された日本の植民/侵略の遺構をさがす「torii」など、展覧会や書籍で発表を続けている。フィールドワークをベースに、生活のなかに埋没して忘却されかけている物語や日常的な物事を、写真やイベント、インタビューなどの手法によって編集することで視覚化する。
♦掲載画像クレジット
展覧会場風景